【SEO内部施策】XMLサイトマップの作成
はじめに
以前、サイトマップとXMLサイトマップについて紹介しました。
具体的にはこちらの記事をご覧ください。
【サイトマップって何?】内部対策で重要なサイトマップをわかりやすくご紹介
「XMLサイトマップなら設置しています!」
と言う方も多いとは思いますが、意外と情報が足りていないサイトをちらほら見ます…
そこで、正しいXMLサイトマップのあり方をご紹介します。
XMLサイトマップの作り方
XMLサイトマップのサンプル
XMLサイトマップは、下記のように作成致します。
…①
…②
http://www.sample.com/index.html…③
2015-01-01…④
daily…⑤
1.0…⑥
http://www.sample.com/sub1/index.html
2015-01-01
monthly
0.8
XMLサイトマップは、テキストファイルのUTF8形式で保存してください。
また、ファイル名は「sitemap.xml」としてください。
XMLサイトマップの基本
- ①<?xml version="1.0″ encoding="UTF-8″?>…XML宣言
- XML宣言をします。
XML宣言とは、サイトマップにかかわらずその文書が「XML文書ですよ!」という事をわからせる文字列です。 - ②<urlset~ …②どのサイトのサイトマップかを示す
- <urlset>タグでサイト情報の全体を入れます。
「このサイトのXMLサイトマップです!」と言うようなイメージです。 - ③<urlset
xmlns="http://www.sample.com/schemas/sitemap/0.9″>…②各ページURLの記述 - <url>タグで各ページの情報を記述します。URLに関しては<loc>で囲います。
http://www.sample.com/index.html
2015-01-01
daily
1.0
情報とははいっても、「その情報とタグなんなの?」となると思いますのでタグの意味についてご紹介いたします。
タグの解説
- ④Lastmod
- ページの最終更新日を表すタグになっています。
書き方としては、年月日の順で記載をします。(例:2015-01-01)
各ページに設定された最終更新日で、クロールを行うかどうかをクローラーが判断します。ただし、古い更新日だからといってクロールされないというわけではありません。 - ②Changefreq
- ページの更新頻度を表すタグになっています。
使う値は下記の通りです。- Always:常に(アクセスするたびに)
- Hourly:1時間に1回
- Daily:1日1回
- Weekly:週1回
- Monthly:月1回
- Yearly:年1回
- Never:更新なし(内容が変わらないページ)
このオプションタグを使わないとクロールされないというわけではありませんが、クロール頻度を調節することが可能です。
なので、neverを使用すると1度もクローラーが来ないなんてこともないですし、alwaysだから常に来るという事もありません。 - ③Priority
- 最も重要なページを1.0として、0.0までの値が設定できます。
(例)トップページ(1番重要なページ)…1.0
更新頻度が高いページ…0.8
基本的に更新の無いページ…0.0優先度の高さの値の高さはそれほど重要ではないですが、全てのページを同じ値にすると差がないことになります。
この優先度を見て、クローラーは優先的にインデックスするページを決めているので差をつけましょう。
まとめ
XMLサイトマップはSEOの内部対策において重要な要素の1つです。
サイトマップは基本的にサイトの全ページ必要ですので、作るのが大変です・・・
次回は簡単に作成できるツールについてご紹介します!