WEBディレクターに必要なSEOコンサルティングスキル(第1回)
進行管理、品質管理、顧客折衝、WEBディレクターの仕事はとても広範囲に及びます。また、WEBサイトの役割が大きくなるにつれて、以前のように「作って終わり」ではなく、作った後「どのように集客していくか」が大きな課題となっており、運用面でのスキルもディレクターに求められるようになってきました。
WEBサイトの役割
一昔前のWEBサイトはカタログや名刺のような役割として存在していました。
しかしインターネットが普及するにつれ、サイトは単なるプロダクト(商品)を紹介する「カタログ」ではなく、コンテンツを介してユーザーと接触する重要なコミュニケーションツールとしての役割を求められています。
運用していく上でのSEO
「ユーザーとのコミュニケーションツール=サイトのメディア化」が進むにつれ、サイトの運用という面が大きな課題となってきました。
そして効果的にサイトを運用していく上で欠かせないスキルの一つとなってきたSEOですが、ディレクターとしてはなかなか意識を持って行きにくいところなのではないでしょうか?
ここでSEOの重要性について少しお話させていただきます。
「コンテンツは王様(Content is King)」もはや使い古された感のあるフレーズですね。
まったくその通りではあるのですが、「コンテンツ」を単につくるだけでは「王様」にはなれません。「コンテンツ」を「王様」にするためにはいくつか必要な条件があるのです。
王様はまず軍隊を持たなくてはなりません。「コンテキスト(文脈)」これがコンテンツという王様の軍隊といえるでしょう。先ずは強力な軍隊を持つことが肝心です。
ただいくら強力な軍隊(コンテキスト)を持ったとしても、その軍隊を戦場(検索結果上位)に派遣するためのインフラがなければ「張り子の虎」にしかならないでしょう。
王様の軍隊を派遣するための「インフラ整備」これこそがSEOの役割であり「コンテンツ」を王様たらしめる条件なのです。
ディレクターにとってのSEO
ではディレクターとして、SEOの知識とはどの程度理解しておくべきなのでしょうか?
結論から言いますと「大枠は知っておくべき」です。
SEOコンサルタントになる必要はありませんが知っておくべきことは最低限の知識として蓄えておくべきなのです。
なんとも当たり前のことで恐縮なのですがディレクターとはそういうものですよね?(笑)
少し長くなってしまったので今回はこの辺りまでにさせていただきます。
次回はディレクターにとって必要なSEOの知識とその理由について書きたいと思います。
最後に宣伝にまってしまい恐縮なのですが、「今すぐ知りたい!」という方は弊社の「WEBコンサルティング」のページをご覧いただいた上でお問い合わせいただければ担当者より詳しいご説明をさせていただきます。